明日、また日本へ発ってしまう骨董屋主人のアトリエでの昼ごはん。我が家の残りごはんの角煮に蒸かした初物のラット芋と向かう道すがら中華総菜屋で買い足した香米、アトリエにあったロケット菜を盛ったひと皿です。すっかり主人の宝荷が送り出された後のアトリエは嵐の後のように沈と静かで、今回集められたアイテム談は見聞き逃がしてしまったけれど、この夏の南仏旅行の計画を弾ませながら旺盛に平らげ、食後は朝市で買った国産の苺、それから黒さくらんぼう。ほんとうに胃のほど知らず…と我ながら呆れるけれど、それでもお腹がふくれてしあわせな休日昼下がり。
モンパルナス墓地の緑の小径を抜けて、てくてくと帰り着いてもまだお腹は鉛のようでした。
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